ぐうたらしてんじゃねぇよ!
今回はゼネコンの施工管理職を目指す方に向けた投稿です。
施工管理職の面接を経験した僕が実体験を元の書いていこうと思います。
スーパーゼネコンについて
日本のゼネコンというとやはりスーパーゼネコン 5社ではないでしょうか!!
規模の大きさはもちろんですがとにかく技術が最先端!
ゼネコンでの施工管理職を目指すならスーパーゼネコンについての企業研究は外せ無いと思います。
少し特徴を述べると…
建設業界全体に言えることですがとにかく人手が足りません!
技術者は減少していく一方です。
そんなことを受けてスーパーゼネコンでは自動施工ロボットの開発に力を注いでいます。
鹿島建設、竹中工務店、清水建設は3社でロボットの共同開発や既存ロボットの相互利用を行なっており、この分野に関しては他の2社よりも優れているのかなと感じます。
もう少し言うと清水建設は伝統建築によく携わっていたり、竹中工務店は唯一非上場企業&入社後すぐにある1年間の寮生活が魅力的など、それぞれの企業で特徴・魅力があります。
企業研究を進めていく中でそれらを感じ取っていってください。
ゼネコンの就活スケジュール
夏と冬に大きなインターンシップがあるかと思います。
夏に参加して顔をうることが出来れば年内に内定をもらうことも可能です。
インターンシップや企業説明会に参加すると、その後リクルーターと連絡を取れることが多いです。
リクルーターの方は本選考までにエントリーシートの書き方をを教えてくれたり、面接の練習に付き合ってくれたりします。
数回のリクルーターとの面接を終えると一般的には3月にある本選考に進むことになります。
ただ就活を始める時期が早いと、企業によっては早期選考に進むことができる場合があります。
企業側も早めにある程度の人員を確保したいと考えているんです。
本選考は企業によって様々ですが
エントリーシート提出
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SPI試験、学科試験
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面接(2〜3回)
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内定
といった流れが多いようです。
試験が無い企業があったり、また1次面接の後に試験がある企業があったりと本当に様々です。
学科試験がある場合には大学等で学んだことを復習しておく必要があります。
SPI試験に関しては1度解いたことがあると簡単に解ける問題が多いので参考書を買うことをお勧めします。
就活を進めていく上で感じたこと
企業や業界の研究を進めていく上で次のように感じました。
施工管理職を目指す上で参考にしてもらえたら嬉しいです。
残業が多い
体を張る仕事ではない
拘束時間が長い
人手が足りていない
年収は高い
面接で聞かれること
最後に面接で聞かれることについて書こうと思います。
たくさんありますよね、、、
実際の面接は30分ほどなので5〜10個ほどの質問がくると考えておいて下さい。
それでは1つずつ解説していきます。
志望動機
なぜその業界、職種を選んだか、またなんでその企業を選んだかを面接官に伝えます。特になぜその企業じゃなきゃいけないのかをはっきりと伝える必要があると思います。
コンセッション事業や不動産事業にも力を入れている企業、施工ロボットの開発に力を入れている企業など、様々です。
またインターンシップや企業説明会を通して企業の雰囲気にひかれた、なども良いかと思います。
数回あっただけで判断できるかはわかりませんが建築関係は怖い人が多いので案外重要かもしれません。
過去を振り返り、その業界を目指すきっかけとなったことは何かなども述べる必要があるかと思います。
自己PR
ここでは最初の1文で自分はどんな強みがあるのかを述べます。
そしてその強みを経験した背景、その途中であった挫折の経験、そしてそれを乗り越えたというエピソードを述べると良いと思います。
最後にはその強みが入社後にどんな風に役立つかの説明です。
施工管理で求められる能力と言えば、計画力、粘り強さ、リーダーシップが挙げられると思います。
バイトやサークル、留学での経験を元に考えてみてください。
学生時代に力を入れたこと
サークルやアルバイト、学業、資格の勉強などなんでも良いと思います。
こちらに関してもこれらの経験が入社後にどのように活きてくるか述べると良いかと思います。
長所と短所
自己PRでは基本的には長所を述べるかと思いますが、たまに短所も聞かれることがあるので注意が必要です。
心配性や頑固などなんでも良いかと思いますが、自分で述べた長所と矛盾していないか確認する必要があります。
また短所を述べる際にはマイナスな点だけを述べるのではなくそれの克服のために何か実行していることをアピールする必要があります。
例えば心配性が短所の場合ですが、心配性というのはその分野に関して知識が乏しいために失敗するかもしれないという思いからくるものかと思います。
したがって自信をつけるため、その分野についての勉強を毎日欠かさず行なっている。
などとアピールすることが有効的です。
アルバイトについて
自己PRでバイトのことを言わなかった場合聞かれる可能性があります。
バイトではどんなことをしていたか、どんな立ち位置だったか、どんな成長を感じられたかなど振り返っておく必要があります。
趣味・特技について
これは緊張をほぐすために聞かれるものです。
かと言って特にありませんと答えるのは印象が悪いので何か1つずつ考えておくことをお勧めします。
施工管理は拘束時間が長いので体を動かすことが好きで体力があることをアピールすると良いでしょう。
どんな社員になりたいか
10年後とかにどうなっていたいかを述べます。
こんな建築に携わりたい、所長になりたいなど自分の思いをぶつけてください。
希望勤務地
首都圏、都市部、地方など自分の好きなところを述べ、なぜそこが良いのか理由も言えるようにしておくと良いと思います。
首都圏、都市部なら携わった建築をたくさんの人に利用してもらえる、休日にリフレッシュできる場所がある。
地方なら仕事に熱中することができる。
その地域の発展に貢献することができる。
などが挙げられるかと思います。
建築業界を選んだ理由
社会貢献度が高い、世の中にたった1つしかないものに携われる、などが挙げられます。
最近この業界で気になっていること
業界についてしっかり勉強しているか確認のために聞かれることがあります。
最近では技術者の不足を受けて施工ロボットの開発に力を注いでいる企業があること。耐震偽装等のニュースがあればその感想、対策等を述べれば良いと思います。
施工管理を選んだ理由
志望動機で施工管理についてあまり触れていない場合聞かれることがあります。なぜ施工管理に惹かれたか、設計や営業じゃダメな理由等を交えて説明する必要があります。
設計は2次元だが施工管理は3次元で携われる。
職人を束ね、100,1000人単位の仲間を引っ張って仕事ができる。
など施工管理ならではの魅力を述べてください。
研究室・研究内容について
なぜその研究室に入ったか、研究しているテーマ、気になっているテーマについて述べます。その研究が入社後にどのように役にたつかを述べればもっと良いと思います。
その企業の好きな建築
これは案外聞かれます。
3つは言えるようにしておいたほうがいいです。
出来れば訪れたことがあるものが良いですね。
名称とともに印象も聞かれることがあります。
施工管理志望なら施工管理の視点で印象を述べると好印象です。
都心部に位置するので大型車両の動線確保が大変そうだと思いました。
この地域は地下水位が高いので地下工事の計画が大変そうだと思いました。
などです。割とびっくりするくらい印象が良いです。
見学したことがある現場・その印象
訪れたことがあれば、現場の雰囲気、実際働く社員、職人の雰囲気などを述べます。
今回は施工管理職を志望する方への投稿でした。
しかし面接対策に関してはやっぱ別の職種に行きたい!と言う人にも役立つのでは無いかと思っています。
早めに対策を練って悔いのない就活をして下さいね。
最後まで読んでいただきありがとうございました。